犯罪行為の抑止

監視カメラのような、いつでも誰かが見続けているのと同じような状況を作り出せるシステムがあるということは、犯罪の抑止にも繋がります。
自分の情報が映像として残ってしまえば、それだけ逮捕される確率は上がります。
そうでなくても犯罪を犯すということは普通の人にとっては大変な躊躇を覚えるものです。

その躊躇に監視カメラという抑止力が追加されることで、ますます犯罪を犯す人は減っていくのです。
具体的な設置例としては、日本では、成田国際空港と関西国際空港に顔認識システム付き監視カメラが設置されていたり、N700系電車の全昇降口と運転室出入り口に監視カメラが設置されています。

ですが、これらの監視カメラによる犯罪行為への抑止効果というのは、例えばテロ行為のような確信犯的な犯罪には効果が薄く、非確信の一般犯罪への抑止効果を期待しての物となります。
なので、それらの確信犯的な犯罪に対しては別の角度での対策が重要となるのは言うまでもありません。

このように、一般犯罪に対しての抑止力として優秀な監視カメラですが、防犯カメラの犯罪対策・犯罪抑止は完璧なのでしょうか。
実は監視カメラには、犯罪抑止と犯罪対策においてジレンマを持っているのです。
それを次のページで解説します。